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日本的霊性
¥2,200
鈴木大拙〔著〕 “霊性”とは知性や情性を超越した、我々の心の根源、存在の根底をなすものであり、この霊性の自覚によって、分別や二元的対立、すなわち“苦”を克服することが可能となる。そして霊性的自覚のもっとも日本的なるアプローチが、浄土系思想と禅であることを説き示す。大拙の数多ある著作の中で名著中の名著と評される「日本的霊性」の復刊。 4-6判 並製・カバー装(Rカバー) 340頁 2008年1月28日発行 ISBN978-4-500-00725-7
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禅と念仏の心理学的基礎
¥1,650
鈴木大拙〔著〕 禅における「看話工夫」と浄土教における「称名念仏」を考察し、一見全く異なる両者が心理面において根本的に同一なることを明かす。 4-6判 並製・カバー装(Rカバー) 248頁 2000年9月11日発行 ISBN978-4-500-00662-5
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大乗仏教のこころ
¥3,190
竹村牧男〔著〕 自ら覚りを開くことができない衆生を、仏は哀れみ救い続ける。大悲の自覚を通じて、他者の救済へと到る、大乗の根本精神に立ち返りながら、宗教から倫理へと向う道を模索する。法華と浄土を一致させ、親鸞・道元・日蓮ら日本仏教の祖師たち、さらに鈴木大拙・西田幾多郎らに通底する‘こころ’の探求。 4-6判 上製・カバー装 272頁 2013年9月5日発行 ISBN978-4-500-00760-8
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現代語訳 仏教活論序論
¥1,650
井上円了〔著〕・佐藤 厚〔訳〕 近代西洋哲学に見出した真理が仏教の中に存在することを発見し、当時低迷の極みにあった明治仏教に「活」を入れるべく、独り敢然と起ち上がった若き井上円了(いのうえ・えんりょう)。“妖怪博士”ではない“哲学者”井上円了の真骨頂が味わえる近代仏教の名著が、初の現代語訳にて甦る!! 4-6判 並製・カバー装 188頁 2012年10月30日発行 ISBN978-4-500-00756-1
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華厳経を語る
¥2,640
宮嶋資夫〔著〕 仏の覚りの世界と、菩薩の修行の過程を克明に描く華厳経。プロレタリア文学の先駆者にして、晩年仏門に帰依した著者が、禅の思想と自身の修行体験を交え、難解な教理にとらわれずに、華厳の生命そのものを語る。 4-6判 上製・カバー装 272頁 2012年4月20日発行 ISBN978-4-500-00754-7
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日本浄土教の世界
¥3,080
竹村牧男〔著〕 阿弥陀経の大悲を頼りとして、極楽往生を目指す浄土教は、インドに誕生し、中国で発展、日本に根づいた。この身このまま無条件で安心に達すると説くにいたる日本浄土教の深化の過程を、源信、法然、証空、親鸞、一遍らの言行を辿り究明する。 4-6判 上製・カバー装 288頁 2012年2月22日発行 ISBN978-4-500-00753-0
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阿含経を語る 〜釈尊のことばと足跡〜
¥2,090
友松円諦〔著〕 初期仏教経典の総称である『阿含経』には、大乗経典のように潤色されることのない、大地を歩んだ釈尊の姿が描かれている。そのおしえは現実を直視することから生まれたものであり、難解な教理はまったく含まれていない。『阿含経』は時代を超えて、心に響く生きる指針を与えてくれる。 4-6判 上製・カバー装 236頁 2010年7月30日発行 ISBN978-4-500-00742-4
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尼になった女たち
¥2,090
田中貴子〔著〕 仏教伝来以来、殆ど表舞台に立つことのできなかった女性出家者、いわゆる〈尼〉にスポットをあて、日本初の尼さん誕生以来、様々な理由から尼になった女性たちの「尼人生」を語っていく。 4-6判 上製・カバー装 186頁 2005年3月14日発行 ISBN978-4-500-00703-5
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宗教と人間〔第二版〕〜真の生き方を求めて〜
¥1,650
愛知学院大学宗教研究会〔編〕 「宗教とは何か」から、民族宗教と世界宗教、特に仏教・禅仏教を中心に据え、宗教と人間の関わりを現代社会という文脈の中で分かりやすく解説した宗教学入門書。 A5判 並製・カバー装 182頁 2005年3月25日発行 ISBN978-4-500-00702-8
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インド哲学仏教学への誘い
¥3,080
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菅沼晃博士古稀記念論文集刊行会〔編〕 インド学仏教学の伝統的な研究を踏まえ、現代社会に対応した研究分野も視野に入れた斬新な構成。現在の最高水準の研究を展望する学術書であると同時に入門者にとっての最適なガイドブックである。 A5判 並製・カバー装 336頁 2005年3月10日発行 ISBN978-4-500-00700-4
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日中仏教友好二千年史
¥2,970
道端良秀〔著〕 日本文化を形成する日本仏教の故郷は中国である。日本と中国の仏教徒の千五百有余年の往来を中心に、中国仏教史学の第一人者で日中友好仏教協会会長である著者が、日中仏教友好の歴史を語る(大東名著選) 4-6判 上製・カバー装 330頁 1987年2月10日発行 ISBN978-4-500-00514-7
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涅槃経を語る 上
¥2,243
藤 秀スイ〔著〕 釈迦牟尼世尊最後の教えを記録した大乗涅槃経の真髄に味わい深い文章で迫って行く。好評を博した「仏教聖典を語る叢書」中の名著を、新組・2冊本として一層親しみやすくした新版。 4-6判 上製・カバー装 216頁 1995年7月31日発行 ISBN978-4-500-00619-9
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涅槃経を語る 下
¥2,243
藤 秀スイ〔著〕 自己に一闡提を見、悲泣雨涙の泥濘に立ちつくす阿闍世、純陀らの行方は?「救われがたき我」を軸に、涅槃経がついにたどりついた大乗仏教の最極点へと、熱き感動とともに迫ってゆく。 4-6判 上製・カバー装 220頁 1995年9月14日発行 ISBN978-4-500-00620-5
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新・中国仏教史
¥2,750
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鎌田茂雄〔著〕 中国への仏教初伝からその流れをわかりやすくコンパクトにまとめた中国仏教史の決定版! 特に現代中国の仏教の実態まで論及した内容は今までにない。「鎌田仏教学」の集大成、ここに完結。 A5判 並製・カバー装 312頁 2001年7月11日発行 ISBN978-4-500-00667-0
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考察 仏教福祉
¥1,760
清水海隆〔著〕 日本における仏教福祉の歴史、特に日蓮宗の仏教福祉の歴史を概観し、仏教福祉活動を行なわしめた思想について概説する。さらに今日仏教福祉の周辺に位置する諸問題についても試論を試みる。 A5判 並製・カバー装 176頁 2003年3月15日発行 ISBN978-4-500-00687-8
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近代化の仏教思想
¥2,990
芹川博通〔著〕 鈴木正三、普寂、井上円了、清沢満之、高楠順次郎、鈴木大拙など一三名の生涯とその思想を取り上げ、仏教の近代化を推進した思想、あるいは近代化の一要素となり得た仏教思想を追究する。 B6判 上製・カバー装 350頁 1989年11月30日発行 ISBN978-4-500-00561-1
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宗教的人間
¥3,204
藤吉慈海〔著〕 鈴木大拙・沢木興道・久松真一などのすぐれた仏教者の逸話や、著者が日常生活の中で耳目にふれたさまざまな話題を取り上げながら、宗教的な生き方とはどうあるべきかをやさしく語る随筆集。 4-6判 上製・カバー装 312頁 1989年7月20日発行 ISBN978-4-500-00558-1
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シルクロードを仏教が往く《上》黎明篇
¥2,990
平井宥慶〔著〕 仏教爛熟期のインド、西へと覇権を拡げる漢、そしてそれぞれの物語が交錯する西域諸国。紀元前後の中央アジアで展開された仏教の軌跡を探る。 4-6判 上製・カバー装 336頁 1996年12月18日発行 ISBN978-4-500-00631-1
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シルクロードを仏教が往く《下》開花篇
¥2,970
平井宥慶〔著〕 仏教伝道と求道の熱い想いを抱いてシルクロードを往来し、中国に“仏教”という大輪の花を咲かせた高僧たちの物語を読み解く。 4-6判 上製・カバー装 286頁 1997年4月25日発行 ISBN978-4-500-00632-8
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辺境の古寺巡礼
¥1,923
大門八郎〔著〕 辺境の古寺を逍遙し、野に朽ちた石仏に遇い、精進料理をいただく。豊かな自然を味わいながら、知的好奇心を満たしてくれる一冊。旅に絶好のガイドブック。 4-6判 上製・カバー装 254頁 1989年10月11日発行 ISBN978-4-500-00560-4
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小寺の灯
¥1,650
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福井ふみ子〔著〕・岡本貞雄〔編〕 「夫婦ともに身体的な障害を抱えながらも守り抜かれた寺の法灯。それはやがて寺報としてまとめられた。その夫妻の寺報と俳句から、心の清らかさと豊かさという、人としての宝を今ここによみがえらせる。 4-6判 並製・カバー装 196頁 2004年12月28日発行 ISBN978-4-500-00701-1
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東洋的一〔新装版〕
¥1,870
鈴木大拙〔著〕 日本文化の特徴は「型」の文化といわれるが、それは今日の発展をもたらしたと同時に、閉鎖的・排他的な独善性に陥れる危険を孕んでいる。第二次大戦のさなか、このような問題点に危機意識をもって書かれた名著。 東洋の一元論的思想の真の役割を説いた表題作をはじめ、仏教の本質を説き明かした「宗教の文化否定性」「仏教生活と受動性」「東洋的直観の世界」「死」を収録。 4-6判 並製・カバー装 224頁 2011年8月15日発行 ISBN978-4-500-00750-9
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宗教について
¥1,430
鈴木大拙、柳田謙十郎、務台理作、小野清一郎、下村寅太郎〔著〕 敗戦直後の日本。人心は荒廃し、本来そのよすがとなるべき宗教もまた渾沌と混乱の中にあった。本書は、そのような時節に宗教界・思想界の巨星たちによってなされた日本人の宗教と信仰心、そしてその展望についての論議を記したものである。当時教界に幾多の示唆を与えた名著を復刊。 4-6判 並製・カバー装 144頁 2010年11月25日発行 ISBN978-4-500-00743-1
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宗教の根本疑点について
¥1,650
鈴木大拙〔著〕 宗教界の、特に仏教教理やその思想において疑問とされながら現代の言葉や思想の上に明瞭にされなかった問題について国際的禅学者・鈴木大拙博士に小社創業者・岩野真雄が問うた質疑応答の記録。他「宗教生活の在り方」「西田君」収録 4-6判 並製・カバー装 190頁 2010年1月29日発行 ISBN978-4-500-00739-4
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